美容師の転職はなぜ多い?退職理由や原因に辞める割合を詳しく紹介!

この記事では、美容サロンの転職はなぜ多いのか?退職理由や原因に辞める割合を詳しく紹介。と言うことで、美容サロンの転職や退職問題について話していこうと思います。

実際、美容サロンの退職や転職の割合は非常に多いと思います。美容学校を卒業してから、引退するまで同じサロンで働き続ける人は、おそらく1%にも満たないのではないかと思います。

僕自身も、何度も美容室を変わっていますし、同じサロンで働き続けている美容師の友達は誰もいません。

この記事でわかること
  • 美容サロンの転職が多い理由は?
  • 美容サロンの退職理由や原因は?
  • 美容系サロンで働いている人が辞める割合は?

 

熱血ビジネスラー
美容サロンで働いている人の転職や退職が多い原因を紹介します。良かったら是非最後までご覧下さい。

美容サロンの転職はなぜ多いの?

美容系のサロンで働いている人の転職が多いのは事実です。ちなみに美容師でいうと、美容師の95%は40代で辞めてしまいます。つまり、5%しか美容師として働いていないと言うことになります。

では、なぜ美容系のサロンで働いている人が転職してしまうのかですが、これには原因がいくつかあります。

美容系サロンの転職理由
  • 給料面が不安
  • 休みがない
  • 美容の仕事があまり好きではなくなった
  • 手荒れがひどい
  • 土日や祝日に休みたい
  • 福利厚生のしっかりしたところで働きたい
  • 将来のことを考えて
  • 家族や子供のことを考えて
このように、転職する理由はたくさんあります。どんな職業でも転職する人はたくさんいますが、美容サロンの場合、その数があまりにも多いと言うのが事実です。
美容系で働く人はは手に職があるからずっと続けられると思っている人が多いですが、それは違います。美容師は体力勝負でもあり、センスが必要です。
まつげエクステやネイルなど、細かい仕事の場合、目が悪くなると働き続けるのが難しくなってきます。
美容師の場合、長く続けて技術力はアップしても、センスが衰えてしまいます。極端な話、デビューしたばかりの20歳前後の美容師と、ベテランの50歳過ぎの美容師に場合、若い20歳前後の美容師の方が需要が高い可能性が高いです。
もしこれが料理人だったらどうでしょうか?20歳前後の若い料理人が作ったフレンチと、50歳のベテラン料理人が作ったフレンチ。あなたならどちらが食べたいですか?
おそらく、ほとんどの人がベテラン料理人が作ったフレンチですよね?これが美容師との大きな違いです。同じ手に職でも、美容師のピークは20代後半〜30代半ばで、それ以降はどんどん需要がなくなっていきます。
するとどうでしょうか?美容師を続ける選択肢が、「独立」しかなくなってしまいます。
もっと具体的に説明すると
  • 独立
  • 大手サロンの幹部

この2つくらいだと思います。もしくは、全員が年齢の高い美容室。よくおばちゃんサロンとか言われていますが、そのような美容室でしか働くことができません。

つまり、美容師として活躍できる幅は限りなく少ないのです。

僕の場合は独立しましたが、結局5年で美容室を閉めることになりました。データとして、新規の美容室が1年で潰れる可能性60%。3年で潰れる可能性90%。10年以内に95%が潰れるとされています。

このデータから見ても、独立してもいずれ転職する可能性が十分あると言うことです。このような理由から、美容師を続けている人の95%近くは、いずれ美容師ではない仕事に転職することになるのです。

熱血ビジネスラー

中には80歳を過ぎても現役バリバリでやっている人もいますが、稀なパターンです。特に都会ではほぼいないと思います。

男性の場合、床屋さんとして理髪店で働いている人はまだ良いですが、基本的にオーナー美容師、もしくは大手サロンで自分のお客様だけを担当しながら、幹部として後輩の教育や出店にた携わるくらいしか難しいと言うのが本音です。

 

美容師の退職理由や原因は?

美容師の転職理由は説明しましたが、サロン自体を退職してしまう人も多くいます。美容師は続けたいけど今の美容室は辞めたい。このような美容師さんも非常に多いですね。

では美容師が退職してしまう理由も紹介したいと思います。

美容師が退職する理由
    • 給料面に不満がある
    • 人間関係
    • 今のサロンでは成長できない
    • 今のサロンでは入客ができない(もっとたくさん入客したい)
    • 若い人がたくさん来る美容室で働きたい
    • 新しいことを勉強したい
    • 自由な働き方がしたい
    • 引っ越し
    • 地元に帰る
等々、いろいろな理由があります。基本的に美容師は同じ美容室でずっと働くことは稀です。ほとんどの美容師は数回はサロンを変えています。
僕も一番最初は地元のサロンで働いていましたが、そこから東京に来て、数店舗移動しています。
特に都会の場合
  • 正社員
  • 業務委託
  • フリーランス

といった形で多くの働き方があり、アシスタントの時は正社員として働き、数年経験したら業務委託で働く。そこから独立するかフリーランスになる人が多いですね。

地方の場合、正社員で働き、その美容室で長く働く。もしくは独立という流れが一般的なので、多くても2・3店舗を経て独立という人が多いです。

多くの美容師は、現状に何かに不満ぞ感じて退職するか、成長する為に退職する場合が多いです。

美容師が辞める割合は?

厚生労働省のデータによると、美容師の離職率はもの凄く多いという統計が出ています。
厚生労働省のデータ
  • 1年で50%
  • 3年で80%
  • 10年で92%

このように、非常に離職率が高いことがわかります。

ちなみに日本で美容師免許を取得している人は120万人いると言われています。

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僕の時代は美容師は非常に人気の職業で、常になりたい職業ランキングの上位になっていました。

しかし今はSNSなどの普及もあり、美容師の現状が良い意味でも悪い意味でも知られてしまった為、なりたい人も少なくなっています。

Twitterで「美容師」と検索すると、「辞めたい」と出てきます。それくらい退職したいと考えている人が増えています。

美容師の転職はなぜ多い?退職理由や原因に辞める割合を詳しく紹介!

今回の記事では、美容師の転職がなぜ多いのか?退職理由や原因。辞めてしまう割合について紹介してきました。美容師は一昔前は人気の職業でしたが、現在はかなり少なくなってきました。辞める人も多いです。

確かにかっこよくて華のある仕事ですが、将来性のない仕事だと判断する人が多いようです。美容師は離職率が高く、髪を切る以外のスキルがありません。その為、異業種に転職するのはハードルが高いのが現状です。

その為、今のうちからスキルを身につける。転職サイトを利用して、転職するつもりがなくてもまずは色々見てみる。自分の将来は自分でしか決めることはできません。

将来何があっても良いように、色々備えておいて損はありません。離職率や転職が多い。それが美容師であるという前提で、色々将来に備えて準備しておきましょう。

 

 

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