美容師独立(指名客)お客様を連れて行っても大丈夫?トラブル防止法を紹介

美容師として夢である独立をする際、一番悩ませられるのが、「顧客問題」です。当然独立する時は今まで指名してくれていたお客様に連絡したい。できることなら連れて行きたいと思う美容師さんも多いはずです。

 

そこでこの記事では、美容師が独立する際に、お客様(指名客)を自分の新しい美容室に連れて行っても大丈夫?トラブルを事前に防ぐ方法ご紹介したいと思います。

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美容室のお客様に内緒で連絡したことで、後々トラブルになることも多くあります。そういったトラブルを未然に防げるようにしたいですね。

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美容師がお客様と個人的な連絡先を交換するのは大丈夫?

ここ最近、SNSやLINEが普及したことで、個人的な連絡のやり取りは禁止となっていても、実際は問題なくできてしまうのも事実です。

 

勿論、自分自身でブログやインスタなどのSNSで集客し、自らの力で集客したお客様であれば、お店は何も言わないでしょう。

 

しかし元々のお客様の場合、いくらあなたを指名しているからと言って、あなた自身が集客したお客様ではありません。

 

そういった場合、基本的にはお店のルールに従う必要があります。陰でコソコソやり取りをしたり、お店に内緒で連絡を取り合うのは基本的に禁止です。

 

ただし、美容室によってはOKなサロンもあるようですどちらにせよ、美容室のオーナーと話し合い、OKならば連絡先を交換して連絡をする。ダメならきっぱり諦めるというのを徹底しましょう。

 

万が一顧客をつれていきたい。将来的に独立したいと言うのが有るのであれば、事前にその思いを伝え、お客様に連絡してもいいかなどの確認を取りましょう。

 

個人情報の関係でトラブルに発展する場合も

お客様に連絡する場合、気を付けなければいけないことがあります。それが「個人情報」です。お客様自身と面と向かって連絡先を交換する場合は問題ないですが、ホットペッパーやカルテから個人情報を抜きだし、勝手に連絡するのは絶対に辞めましょう。

 

最悪、お客様から個人情報の関係で訴えられるなんてこともあります。

 

ちなみに私の友人(美容室経営者)ですが、長い間担当していた顧客の方に対し、独立する旨をハガキで連絡したところ、お客様から美容室に個人情報の管理はどうなっているんですかと激怒されたそうです。

 

当然お店にもバレ、裁判にまで発展しかねない状態だったそうです。このようなトラブルを回避するためにも、もしハガキを出すのであれば、お客様にしっかり確認を取ってからにしましょう。

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美容師が独立する際に指名客(お客様)を連れて行くのはルール違反?

基本的にお客様はお店の顧客です。したがって、いくらあなたを指名していようと、あなたのお客様ではありません。

 

当然、独立するからといってお客様を連れて行くのはご法度です。そこをしっかり理解するようにしてください。

 

しかし、それを分かったうえでお客様に連絡先を教える美容師さんがいますが、それは絶対に辞めましょう。お客様からしても、この人勝手にそんなことして大丈夫なのかな?と不振に思われてしまいます。

 

そうなれば、一気に信頼関係も崩れてしまうので、いくら連絡先を教えようがまともなお客様はついてきてくれません。

 

基本的にはお客様を連れていくのはNGだと理解したうえで、ではどうすればいいのかを紹介します。

美容師が独立!顧客を連れていく際のトラブル防止はどうすれば良い?

お客様もそうですが、お店とのトラブルも避けなければなりません。ということで、お客様を連れて行きたい場合、どうすればトラブルにならないかを紹介します。

入社時にしっかりと伝えておく

あなたが将来的に独立願望があるのであれば、サロンに入社する際に必ず伝えておきましょう。もし、独立時に応援してくれるような美容室であれば問題ないですが、顧客を連れて行くのがダメと言われた場合、その美容室への入社は諦め、お断りして下さい。

 

ただ、ここで問題になるのが、単なる口約束にしないという事です。万が一、ただの口約束にしてしまった場合、美容室側からそんなことを言った覚えはないと言われてしまえば終わりです。

 

あなたがいくら、「入社前に約束したじゃないですか」と反論しても無駄になってしまいます。そうならない為にも、必ず重要な約束は書面に残しておきましょう。

美容室との信頼関係をしっかり作っておく

もし、あなたがお店のお客様を連れて行く場合、当然ですがそのお店の売り上げは落ちてしまいます。自分の事だけを考えるのではなく、ちゃんとお店のことも考えられるようにならなければなりません。

 

自分の指名客=自分で連れてきたお客様ではありません。お店がしっかりお金をかけて広告を出してくれたおかげです。もしあなたが独立する際、お店との関係がぎくしゃくし、残念な辞め方をしてしまった場合どうでしょうか?

 

おそらくお店側もあなたに協力はしないでしょう。もし書面で約束がされていたとしても、快く送り出すことはしないはずです。そうならない為にも、お店との関係を良好に保ち、お互いが応援できるような信頼関係を作っておく必要があります。

 

そのような信頼関係が築け、独立した際も相談に乗り合えるような関係が作れれば、まずトラブルになる事はないでしょう。独立後に相談できる人がいるというのは、本当に心強く何より大切な存在です。

 

以前働いていた美容室とそのような関係が築く事ができれば、もしあなたに何かあった場合でも手助けしてくれることでしょう。お互いが気持ち良い関係を築く事が何より大切ですね。

1年以上前から最低でも独立の旨を伝えておくこと

美容室からしたら、スタッフが一人抜けることは大きな問題です。既定では3ヵ月前とか、1ヵ月前とか、様々だとは思います。しかし、お店に迷惑をかけない為にも、最低でも1年以上前くらいには伝えておいてください。

 

1年以上前に伝えてダメと言われることはまずないでしょう。そして、辞めて独立するということを伝えておいたうえで、今までと変わらず店に協力的な姿勢で仕事に取り組むことができたらどうでしょうか?

 

お店側としても応援してあげたいなと言う気持ちがうまれますよね?一番ダメなのは、自分はもう独立するし、関係ないという態度を取ることです。

 

もしそのような態度が伝われば、お店の雰囲気は悪くなる一方ですし、あなたの信頼もなくなってしまいます。結果的に独立する際には関係が悪化してしまうことも十分考えられます。

お客様にはどのように連絡すればいいの?

お客様に連絡する際は、しっかりお店の中で伝えて下さい。お見送りの際にコソコソと話すのはNGです。お客様からしたら「あれ?、もしかしてこれ内緒の話なの?」「どうしたらいいの?」と困惑してしまうはずです。

 

しかしお店の中で伝えることができれば、お客様にもちゃんとした辞め方なんだと伝わります。万が一、どこで独立するのかなどを尋ねられた際は、お店の名前を教えたり、SNSで検索すれば出てきますよ。と伝えましょう。(美容室側から連絡先を伝えてもOKと言われていれば、名刺を渡せればベスト

 

今の時代、名前を検索すればいくらでも出てきます。その為、連絡先など好感しなくても、SNSを見つけてもらうという手段でも良いでしょう。

 

間違っても、ガツガツアピールするのだけは辞めましょう。お客様も引いてしまいますし、逆に行きづらくなります。できるだけスマートにすることを心掛けましょう。

 

美容室独立問題【トラブル防止】まとめ

いかがでしたか?

 

美容室出店したい。独立したい。そう考えている人にとって、顧客問題は非常に重要です。顧客がいる状態で独立するのか?いない状態で独立するのかは、天と地ほどの差があります。

 

その為、お客様の個人情報を勝手に持ち出してしまう美容師が多いようです。しかし、それが原因で後に裁判などのトラブルに発展する可能性もあります。そのようなことにならない為にも、お客様と勤務している美容室にしっかりと許可を取ってから連絡するようにしてください。

 

しっかりとルールを守ったうえで、誰にも迷惑かけないようにしなければいけません。間違っても、自分勝手にやらないようにしてくださいね。

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