美容学生にとって、どんな美容室に就職するのかは、とても大事なポイントですよね。私の意見では、最初にどんな美容室に勤務するかで、今後の美容師人生が決まると思っています。
つまり、めちゃくちゃ大事だということです。そこでこの記事では、美容学生が、就職先のサロンを選ぶべきポイントをご紹介したいと思います。
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就職先を決める基準は?
どんな美容室で働くのかはとても重要です。しかし、それ以上に大事なのは、どんな美容師になりたいかです。まず最初にお伝えしておかなければいけないのが、有名店で働いたからと言って、良い美容師になれるというわけではありません。
そこで大事なのが、自分自身がどんな美容師になりたいのか?将来美容師としてどうなりたいのか?こ2つを明確にすることです。そこでまず、自分自身がどんな人間なのかを自己分析してみましょう。
自己分析をすることで、どんな美容室が向いているかがわかる
自分に合った美容室を探すためには、自己分析をすることが大切です。有名店が良い美容室。有名ではない美容室はイマイチな美容室。なんてことはありません。
厳しく指導してくれる美容室が合うという人もいれば、マイペースで働ける美容室が合うという人もいます。美容師を辞めてしまう多くの人は、自分に合う美容室が分からず、有名店だから就職した。人気の美容室だから就職した。
といった感じで美容室を選んでしまい、結果、自分には美容師は向いていなかったと辞めてしまいます。しかし、本当に自分には美容師は向いていなかったのでしょうか?いえ。決してそんなことはありません。
ただ単に、自分にその美容室が向いていなかっただけです。そうならないためにも、自分にはどんな美容室が向いているかを自己分析しましょう。
過去に自分がどんな経験をしてきたのか?学生時代や部活。バイトなど、自分はどんなことを考え、どんな悩みがあり、どんなことが嬉しかったのか?考えてみてください。
そうすることで、自分には厳しい美容室が向いている。アットホームな美容室が向いている。個人店が良い。大型店が良い。など、様々な事が見えてくると思います。
良い美容師になるには、続けることが大事です。すぐ辞めてしまっては意味がありません。まずは美容師を好きになること。そして、ずっと美容師を続けたいと思えるようになること。そう思えるような美容室で働かなければ行けません。
美容室を探すときのポイントは?
先程、自己分析をすることが大切だとお話しましたが、では、実際に美容室を探すとき、どんな点をみれば良いのでしょうか?抑えておきたいポイントは以下の4つです。
- 給料
- 人間関係
- 練習環境
- 将来性
以上の4つです。自己分析をし、どんな美容師になりたいかを明確にしたうえで、給料がいくらなのか?美容室の人間関係はどうなのか?成長する為の練習環境?その美容室で働いた先の将来は?この4つをしっかり見ることが大切です。
そして、行きたい美容室が見つかったならば、必ずサロン見学して下さい。そして、実際にその美容室で働いているスタッフに話を聞くことが大切です。
良い美容室とはどんなサロン?
良い美容室とは?と聞かれれば、答えは一つではありません。何を目指しているかで良い美容室の基準は変わってきます。しかし、とは言っても初めての就職活動。初めて働く美容室。何が良いのか何て分りません。
そこで大事なのが、その美容室の「信念」や「理念」です。どのような美容室を目指しているのか?お客様にとって、どんな美容室になろうとしているのか?そのような経営理念がしっかりしている美容室を選ぶことが大切です。
そして、スタッフをどれだけ大切に思っているか?それこそが、良い美容室と言えます。美容師としてだけでなく、社会の一員として、自分がどのような役割を果たせるか?この美容室で働くことで、自分が社会にどのような貢献が出来るかを考えてみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
美容学生にとって、就職活動は何よりも大事ですよね。思い通りの美容室に入ったとしても、そこが本当に自分い合っている美容室かどうかは入ってからしかわかりません。
しかし、自分自身を分析し、自分がどんな性格でどんな人物なのかを知ることで、必ず合う美容室が見つかるはずです。決して有名店だからと言うだけで美容室を選んではいけません。
将来の事を考え、どんな美容師になりたいのか?美容師として何を目指していきたいのか?そこを明確にして下さい。そして、気になる美容室があったらとにかくサロン見学をすることです。そうすれば必ず良い美容室が見つかるはずです。
美容学生の皆さんは、焦らず、自分に合って長く働ける美容室を見つけて下さいね。頑張って下さい。