歳をとった美容師はどうなる?40代以上が生き残る方法とは?

美容師はいつまで働くことができると思いますか?

 

「美容師の仕事は、手に職だから定年がなくて安心」。なんて言うのは幻想です。確かに手に職があれば、体力の続く限り働くことができますが、美容師に限って言えばの定年は40代が目安と言われています。

 

そこでこの記事では、歳をとった美容師は一体どうなってしまうのか?40代以上の美容師が生き残る方法についてご紹介していきたいと思います。

 

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普通の会社であれば40代は働き盛りですね。結婚して、子供もできて、これから頑張るぞと言う時になって収入が無くなってしまったら一体どうなってしまうのでしょうか?

そういった理由もあり、美容師は辞めてしまう人が非常に多い職種なのだと思います。当然、早めに辞めて安定した職に就くのも一つの手だとは思いますが、せっかく美容師として頑張ってきたからには、独立して成功したいという夢くらいあって当然です。

もし、美容師を辞めずに済む方法があるとしたら知りたいですよね?今回はそんな美容師さんの悩みを解決していきたいと思います。

歳をとった美容師はどうなる?40代以上が生き残る方法とは?

まず初めに知っておかなければならないことがあります。それは、40代の男性美容師は5%しかいないという現実です。つまり、95%の人は美容師を辞めているということです。

 

自ら辞めてしまったのか?もしくは辞めざるえなかったのか?それはわかりませんが、どちらにせよ、95%の人は辞めているということです。では逆に、5%の人はどうしているのか?そこを掘り下げてご紹介したいと思います。

40代以上の美容師が仕事を続けられる理由とは?

40代以上の美容師が生き残っているケースを紹介すると、主にこのようなケースがあります。

  • 自らの美容室を経営し、プレイヤーとしても働いている
  • マネージャーなどの役職を与えられ、美容室を管理する側とプレイヤーをこなしている
  • 1000円カットなどの激安店で働いている
  • 訪問美容師など、お年寄りの方を相手に仕事をしている

だいたいがこのどれかに当てはまると思われます。一部フリーラスとして働いている人もいると思いますが、正直な話、40代以上で個人で集客し続けるのは難しいです。ということもあり、上記の4タイプに分かれるでしょう。

美容室経営をしながらプレイヤーとして働く

おそらく、大半の美容師さんんが目指すべきところだと思います。自分の美容室であれば、一人年配のスタッフがいたとしても「あの人がオーナーさんかな」とお客様に認識してもらうことができます。

 

自らの美容室を経営しながら、以前からお店に来て頂いているお客様を担当する。更に売り上げも安定していれば、美容師として成功といえるでしょう。おそらく大半の美容師さんがなりたい理想的な形と言えます。

マネージャー兼プレイヤー

お店が1店舗なら必要ありませんが、店舗展開している美容室には管理する人が必要です。つまりマネージャーですね。個人店であれば問題ないことでも、店舗が増えれば増えるほど管理する人は必要になってきます。

 

そこで、美容室である程度の実績があり、オーナーやスタッフからの信頼が厚ければ、マネージャーとして店舗を管理しながら、自らもプレイヤーとして働く事が可能となります。独立願望のない方は、このポジションを目指すのが理想と言えます。

激安サロンに勤務

ちまたでは1000円カットは非常に人気があります。特に男性からは支持されており、今後無くなることのない形態だと言えます。1000円カットは、通常の美容室でカットする人数よりもはるかに多くのお客様を担当しなければなりません。

 

体力的には少々キツイ部分もあるかもしれませんが、流行に左右されることがなく、歳をとっても続けることができます。 ※歳を取ると流行についていけず、若いお客様を担当することが難しい。しかし、1000円カットに来るお客様は流行に敏感でない為、本来ある技術で充分対応することができる

訪問美容

訪問美容は、老人ホームや施設に出向き、お年寄りをカットしてあげる仕事です。通常の美容室よりも単価も高く、お年寄りを相手にする為、1000円カット同様、流行に敏感でなくても大丈夫です。

 

むしろ流行ではなく、コミニュケーション能力や優しさなど、人柄の部分が非常に大切になってきます。

【番外編】未来の美容師の働き方

今まではほとんど存在していない働き方ですが、美容師の収入に頼らず、副業しながら美容師を続けると言う働き方です。ただし、毎日仕事が終わってから働きに出掛けるのではなく、Youtubeやブログなどで広告収入を得ながら、美容師を続けます。

 

 

実は私が一番推奨している方法がこれです。特に若い子や、今現在美容師としての将来に悩んでいる方には、是非挑戦して頂きたいです。

これからの美容業界はどうなる?

現在40代、50代の美容室経営者からはこんな言葉をよく聞きます。「昔は美容師もいい時代だったよね」….。

 

つまり、最近は昔と比べるとあまり良い状態とは言えないという事です。しかし、おそらくですが10年後、今の20代、30代の美容師はこう言うはずです。

 

「昔は美容師もいい時代だったよね」

 

何が言いたいのかと言うと、今後美容室が良い状態になる事は無いという事です。今の40代くらいの美容師さんが体験した「カリスマ美容師ブーム」時代は、美容師が芸能人のように扱われ、職業人気ランキングでも上位を占めていました。

 

もちろんん付き合いたい職業としても人気でしたね。しかし今では、付き合ってはいけない職業の3Bとも言われています。

※3Bとは?美容師。バーテンダー、バンドマンの事を指し、まとめて3Bと呼ばれている。

 

このように、これからの時代も急激に変化してくるはずです。美容室の数は増え、美容師の数は減る。完全なオーバーストア状態にも関わらず、大手企業が美容室経営に乗り出し、今後個人店が存続していくことはほぼ不可能な状態になるのではと思われます。

 

もし本当に美容師として生き残っていきたいのであれば、これから先のことを、今すぐにでも考えるべきです。何となく30歳になるまでには独立しようかな。なんて甘い考えは今すぐ捨てて下さいね。しっかりと、自分の将来について考え、将来設計をしてみて下さい。

まとめ

いかがでしたか?

 

40代以上の美容師さんの数が少ない理由が理解できたでしょうか?これからの時代、美容師として生き残っていくには、まず明確な目標が無くてはいけません。何となく過ごしていてはあっというまに歳を取ってしまいます。

 

そして、歳を取ってから焦ってももう遅いのです。そうならない為にもしっかりと将来の設計を立てておくことが重要です。美容師が人生の選択の全てではないですが、本当は続けたいのに続けられないなんてことにはならないようにしたいですよね。

 

ちなみに美容師の平均年収は男性が300万全前後、女性が270万円前後とも言われており、職業の中でも最も稼ぐことができない職業と言われています。ただ、一部の人はそれでも年収う何千万円。億を稼ぐ人もおり、そういう人たちを見ていると、人生において明確にこうなりたいとうのがはっきりしています。

 

そして、現在既に40代。30代後半で40代に片足を突っ込んでいる人は、今からでもどうなりたいのか?どうすべきなのか?を明確にし、人生の選択をして下さい。私自身はブログと出会う事で人生が変わりました。是非下記の記事も合せてご覧下さい。

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