美容師が転職するならタイミングはいつ?異業種でも成功できるの?

美容師をしている皆さんに質問です。一度くらい「転職」について考えたことはありますか?僕もその一人ですが、おそらく大半の美容師さんがYESと答えるのではないかと思います。

美容師をしていると、給料面や休み。将来についてなど、様々な問題に直面すると思います。

そんな時、「もうそろそろ美容師辞めて転職しようかな」。そんなことを考えても不思議ではないですよね。実際、40歳を超えた男性美容師は5%も残っていないというデータも出ており、ほとんどの人は美容師を辞めて違う業種に転職しているという統計が出ています。

そこでこの記事では、もし美容師をしていて転職するなら、どのタイミングが良いのか?異業種に転職しても成功できるのか?等を詳しく紹介したいと思います。

この記事を読むとどうなる?
  • 美容師の転職のタイミングについて理解できる
  • 美容師が異業種に転職した際にどうなのかを理解できる
  • 美容師にとって転職はどうなのかを理解することができる

ISHII
是非最後まで記事を読んでいってくださいね。

美容師が転職するならタイミングはいつがベスト?

せっかく美容師になったのに辞めてしまうのは勿体無い。美容師は手に職があるから、ずっと続けたほうが良い。様々な意見があると思います。

しかしもし今後美容師を続ける気がないのであれば、今が転職するベストなタイミングだと言えます。

アシスタント

例えばもしあなたがアシスタントだとしたら、考えた方が良い点が2つあります。それが

  1. 美容師に未練はないか?
  2. 美容師以外にやりたいことはあるのか?

この2つが重要です。正直な話、転職するとしたら早ければ早いほど。若ければ若いほど有利です。ただ、もしあなたが美容師のアシスタントで辞めてしまった場合、今までのスキルは何の役にも立ちません。

正確には、美容師免許を持っている時点で美容系の仕事に就くことができるので、全く意味がないわけではありません。

しかし、万が一また美容師をやりたいと思っても、一からアシスタントとして頑張るのはなかなか大変です。その為、もし今後も美容師を続けたいと1%でも思うのであれば、せめてスタイリストになってある程度経験を積むまでは転職は控えた方が良いでしょう。

ただ、もう美容師はやりたくない。1%も未練ない。そう思うのであれば、今すぐに美容師を辞めて転職することをおすすめします。

まだ若いのであれば

  • 学校(専門学校)に入って新しいことを学ぶ
  • スキルを身に付けるためにスクールに通う
  • 思い切って完全に新しい業種に飛び込んでみる

と言った、たくさんの選択肢があります。

 

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結論、もし1%でも美容師に未練があるようなら、スタイリストになってある程度経験を積むまでは転職しない方が良いかもしれませんね。ただ未練がないようなら、即転職サイトに登録して、色々な選択肢を考えても良いのではないでしょうか?

20代

美容師にとって、20代は将来について一番悩む時期です。

  • どうやってもっと指名が取れる良い美容師になれるか?
  • 将来気独立するべきかどうか?
  • 美容師を辞めて転職するかどうか?

等々、様々なことを考えるようになります。

僕が20代の美容師の頃は、上記の3つのことを常に考えていました。

20代でも前半の頃はまだまだ半人前ですが、後半にもなればもう立派なスタイリストとして成長しています。ある程度美容師の仕事を一通りこなし、中にはもう店長や役職を任されている人も多いと思います。

一般的に美容師は、20代後半〜30代前半が働き盛りで一番活躍できます。そのため、将来美容師を続けるのであれば、一番の頑張り時です。

ただその反面、転職するのであれば30歳になる前に転職活動した方が圧倒的に選択肢は広がります。

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結論、もし美容師として独立したい。将来美容師を続けていく覚悟があるのであれば、一点集中、美容師をとことん頑張るのがおすすめです。

しかし、もし将来について少しでも悩みがあるのであれば、転職サイトなどに登録して選択肢を増やす。新たなスキルを身に付けるための学習にあてる。

と言った時間を作ることをおすすめします。

30代

30代になってくると、結婚や子供など、家庭を持つ人も多くなってきます。そうなると、自分のことだけでは判断できなくなってきます。

  • 家族をもっと裕福にしてあげたい
  • 家族との時間をもっと増やしたい
  • 今のままの給料だと将来厳しい
  • 本当にこのまま美容師を続けても良いの?

等々、自分のことよりも家族が中心になってきます。

あもし結婚していなかったり、子供がいなかっとしても、将来の結婚のことを考えたりします。そのため、今後どうしたら良いか?真剣に悩みます。

僕自身は33歳で独立しましたが、それまで色々考えました。勿論、このまま美容師を続けるべきか?転職するべきか?色々な選択肢の中から独立を選択しました。

その経験から僕が言えることは、「選択肢は幾つも持っておいた方が良い」。と言うことです。ではその選択肢はというと

  • 美容師としての腕を磨く
  • SNSで集客についてやマーケティングを学ぶ
  • 副業に挑戦してみる
  • 転職も視野に入れ、色々学んでみる

このように、将来のことも考え色々選択肢に入れることをおすすめします。僕は33歳で独立しましたが、38歳でコロナの影響を受け、サロンを閉店しました。

僕自身、独立後に様々なことを学んだお陰で、美容室が潰れても何とかやってこれました。独立する時は、何店舗の経営してビックな社長になるんだ。

なんて思ってましたが、人生なかなかそう簡単にはいきません。しかし色々学んだことで、今こうしてやれています。

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30代になると、自分自身のことだけでなく、家族のことや将来についてたくさん考えるようになります。

人生は何が起こるかわかりません。何かあってもいいように、選択肢をたくさん増やす。そしてスキルを身に付ける。これだけは絶対にやっておくべきです。

おすすめは「副業に挑戦してみる」「スキルを学ぶ」この2つは絶対にやるようにしましょう。転職に関して、30代はギリギリ。もしくは遅いかもしれません。しかしそれでも、スキルがあればいくらでもやって行くことはできますし、転職するにも有利なのは間違いありません。

40代以上

40代になってくると、美容師が他業種に転職するのは難しくなってきます。

もし転職できる可能性があるとしたら

  • 自分で事業を起こす
  • 身につけたスキルを活かして転職する

この2つしか方法はありません。稀にコネで入社する。なんてこともあるかもしれませんが、それは選択肢にはなりません。もし転職を考えているのであれば、遅くても30代でするようにしましょう。

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40代の美容師の他業種への転職ですが、正直なところ可能性としてはかなり難しいと言わざる得ません。と言うより、美容師じゃなくても難しいのがいまの世の中です。

特に美容師の場合、髪を切る以外のスキルがほぼない為、採用したいと思ってもらうことが難しいです。

そうならないためにも、自分でしっかりとスキルを身に付けるようにして下さい。いまの時代、就職しなくても動画編集やブログ、様々なことで食べて行くことができます。

今のうちからスキルを身につけておいて損をすることはないですね。

美容師の転職は異業種でも成功できる?

美容師の場合、同じサロンでずっと働き続けることの方が少ないと思います。僕自身も、今までいくつもの美容室に転職してきました。

しかし先ほども紹介しましたが、男性美容師の95%は40代で美容師を辞めています。つまり、多くの人たちが転職していると言うことです。

そして転職する場合、早ければ早い方が良いのは間違いありません。そこで、美容師の転職は他業種もできるのか?について紹介したいと思います。

結論からお話しすると、美容師でも他業種に転職することは十分可能です。ただ、当たり前ですがいきなり医者になるとか、弁護士になるとかは不可能な話です。

選択としては

  • 新たに学校に入って勉強し直す
  • 職業訓練所で資格を取得する
  • 働きながらスキル転職に活かせる身に付ける

こうすることで、転職の選択肢を広げることができるようになります。

と言うことで、少し僕の美容師時代の友達で転職した話を紹介したいと思います。

美容師から歯科助手に転職

僕と同じ美容室で働いていた女性で、歯科助手に転職した人がいます。ちなみに彼女の場合、何かのスキルがあった訳ではありません。

ただ、年齢が20代前半だったことと、美人だったこともあり、就職しやすかったと言うのもあるかもしれませんね。

美容師からウエディング系の会社に転職

美容学生時代の友人だった女性ですが、一時期は美容師として働いてしまいましたが、20代後半でウエディング系の会社に転職しています。

美容との繋がりもある為、女性の場合美容師からウエディングの会社に転職する人は非常に多いです。

美容師からマツエク&ネイルサロンに転職

美容師の場合、美容師を辞めてマツエクやネイルサロンに転職する人は非常に多いです。特にマツエクの場合、美容免許を持っていないとダメなこともあり、美容師から転職する際は簡単にできる業種になります。

また、ヘアメイクなども同様で、美容に関連しいる会社には就職しやすい傾向にあります。

美容師から美容のディーラーに転職

美容師から美容のディーラーに転職すると言うのは、よく聞くパターンの一つです。ただ、誰もがなれるわけではなく、もし考えているのであれば、取引先の業者との関係を深めておく。

またはメーカー主催のセミナーにたくさん参加して関係性を築いておく。と言うのも有効な手段です。全く美容に関して知らない人より、セミナーでデモンストレーションができる美容師は重宝される場合もあります。

ただ、大手のメーカーなどは、美容師よりも大卒などの学歴が優先される傾向が強いので、難しいかもしれません。

美容師から公務員に転職

僕が経営していたサロンの隣に、公務員になりたい人の塾がありました。そこの先生が美容室に通ってくれていたのですが、多くの美容師さんが塾にたくさん通っていると言う話を聞きました。

そしてその多くは、将来が不安で公務員を目指していたのです。もし公務員になりたい場合、そのような塾で学ぶことで転職の選択肢は大きく広がります。

今までと違う努力が必要になりますが、可能性としてはなくはないです。

これは僕の周りにいた美容師さんが実際に転職したパターンですが、美容師さんでも転職は十分に可能です。

美容師が転職するならタイミングはいつ?異業種でも成功できるの?まとめ

今回の記事では、美容師が転職するタイミングや異業種でも成功できるのか?について紹介させて頂きました。

どんな仕事でも、成功できるかは人それぞれです。今から美容師を辞めて真剣に勉強して弁護士を目指す。と言って、真剣に何年も勉強すればなれる可能性はゼロではありません。

ただ、どちらにしてももし転職するなら早いほうが良いです。そして、転職するためには様々なスキルを身につけておくと有利になります。

もし今後転職するかも?そう1ミリでも考えているのであれば、転職サイトなどに登録し、どんな仕事があるのか?どんなスキルを身につければ良いのかを見ておくのも良いかもしれませんね。

まとめ
    • 美容師でも他業種に転職は可能
    • 転職する場合、早ければ早いほど良い
    • 1ミリでも美容師に未練があるのであれば、とりあえずスタイリストになるまでは辞めない
    • 転職する幅を広げるために、スキルを身につけることが重要
    • 美容師を続けながら副業などにも挑戦し、美容師以外にも挑戦してみる
    • 事前に転職サイトに登録し、色々リサーチして見る
    • 20代での転職がベスト。30代・40代と歳を取れば取るほど不利になるが、スキルがあれば転職も可能

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