美容室で働いていると、こんなことを思う人もいるのではないでしょうか?
そういえば俺って退職金貰えるのかな??
スポンサーリンク
記事の内容こちら
美容師【美容室】は退職金を貰うことができる?それとも貰えない?
まず退職金についてですが、私は18年美容師をしており、そのうち13年間雇われで働いていました。
- 名古屋の栄
- 自由が丘
- 表参道
- 目黒
- 渋谷
- 池袋
6つの会社で働いてきましたが、一度も退職金を貰ったことはありません。一番長い美容室でも4年くらいなので、貰えなくて当たり前くらいに思っていました。なので、退職金を下さいと言ったことは一度もありません。
退職金が貰えるパターン
退職金が貰えるパターンですが、やはり契約の内容がどうなっているかがポイントです。しかし、美容室に入社する際に契約書を書くという美容室も少ない為、やはりうやむやになっていることが多いように思います。
美容室の場合、面接の時点であまりお金に関することを聞きづらいというのが本音ではないでしょうか?僕自身もそうでしたが、やる気をアピールしてどうしてもこの美容室に入りたいと思った場合、お金に関する質問をしたら落とされるのではないかと言う不安があり、聞くことができませんでした。
しかし実際に入ったら給料9万円だった…..なんて美容室もあり、3ヶ月で辞めた経験があります。
そこで、まず確認しておきたいのが求人募集の覧です。ここに退職金支給と書いてなければ、おそらく貰うことはできません。ただし、中には「社内規定あり」と書かれており、条件次第で貰える美容室もあるようです。
貰えるパターンとして多いのが、やはり勤続年数10年以上が基準になってくると思います。ただやはり、退職金は最初から貰えないと思った方が良いかもしれませんね。
個人的には、退職金を目的にするよりも自分が頑張って稼ぐくらいの気持ちでいた方が良いかもしれませんね。
確かに普通の企業であれば退職金は貰えるのは当たり前に思うかもしれませんが、美容師の場合は残念ながらそうではありません。
少し古臭い考えになるのかもしれませんが、雇われの時はとにかくし修行だと考え、独立した後に稼ぐぞ。という意気込みで働いた方が良いかもしれませんね。
これはもはや人間性の部分になってきますが、オーナーとの信頼関係がしっかり作れていた場合、もしかしたら応援して貰え、独立資金として退職金を貰うことができるかもしれません。
これは本当に例外ですが、人と人ですので、今までしっかり頑張ってくれた人には還元してあげたいと思うのは普通のことです。いずれにせよ、スタッフやオーナーとはしっかりとした信頼関係で結ばれておくことにこしたことはありません。
スポンサーリンク
退職金を支払わない美容室は違法じゃないの?義務なのでは?
美容室はなぜ退職金がないのか?これは違法ではないの?そう思う人もいますよね。しかし退職金に関してはそもそも支払う義務はありません。
退職金は義務ではなく、企業が独自で決めている制度です。なので金額も違えば、いくら払わないと違法になる。なんてこともありません。
ここ最近では、退職金自体を廃止する企業も出ています。このご時世、企業もかなり苦しくなってきているので、これからどんどん退職金の廃止が出てくることも十分予測できます。
美容室はどうしても労働環境が恵まれていません。普通の会社のように育休もなければボーナスも無い。有給もほんの数日だけ。だからこそブラック企業だと言われてしまいますが、基本的に美容室は全部ブラック企業です。
これは紛れもない事実であり、一番ホワイトなのが1000円カットなのではないか?という話もあるくらいです。もしあなたが今の現状が不満でどうにかしたいのであれば、あなた自身が理想の美容室を作るしかありません。
今回は退職金について話してきましたが、もしあなたが本気で色々と変えたければ、やはり独立して自分の美容室を出店する。これしかないと思ってください。
まとめ
美容室に退職金はほぼない。そしてそれは違法でもなんでもない。
これが現実です。美容師という仕事は正直な話儲かる仕事ではありません。好きだからこそ続けることができる仕事であり、お金は二の次です。
だからと言ってお金がなければ生きていけません。しかし昔と違い、今はいろんな働きかたがある為、月収30万越え、中には100万円以上もらうことも十分可能になっています。
今僕たち美容師ができるのは、会社に頼らず自分のスキルを磨き続けること。そして自分の価値を高めることです。幸せな美容師生活を送るためにも、会社に依存した働き方ではなく、自ら選択して進む。退職金なんかなくても自分は大丈夫だ。そう思うくらい頑張るしかない。これが全てだと思います。
スポンサーリンク
スポンサーリンク