【2019年】美容室・美容業界の現状は?今後はどうなっていくの?

2019年の美容室・美容業界の現状は一体どうなっているのでしょうか?そして今後、2020年、11年と、美容業界は一体どのように変化していくのか?美容師さんであれば今後の美容業界事情はとても気になりますよね?

 

そこでこの記事では、美容業界の現状や今後どのように変化していくのか?美容師としてどのようにしていけば生き残ることが出来るのか等を紹介していきたいと思います。

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【2019年】美容室・美容業界の現状は?今後どのようになっていくの?

2019年の美容業界はどんどん厳しさを増しています。それは今後も間違い無く続くことでしょう。現在美容室の数はコンビニよりも多いと言われ、その数24万件以上とも言われています。美容室の数は増えているのに比例し、美容師の数は減っています。

 

つまり、一つの美容室あたり、雇える人数が限られていると言うことになります。有名美容室や人気の美容室であれば求人に困ることは無いかも知れませんが、求人が弱い美容室は軒並み閉店に追い込まれていく状態になるでしょう。

美容室の閉店・廃業率はどれくらい?

美容室の新規OPEN店は1年で約60%。3年で90%が閉店してしまうと言う統計が出ています。つまり、ほとんどの美容室が成功することなく夢半ばで諦める形になってしまいます。そうなると残るのは、多額の借金だけですね。

 

では何故このような現状でありながらも、美容師さんは独立するのでしょうか?それは単純に「自分なら成功するだろう」という、根拠のない自信です。当り前ですが、独立する時に絶対失敗するだろうと考える人はいません。根拠のない自信や、勢いで成功してしまう人もいます。根拠のない自身に人生をかけるのはあまりにも無謀というものです。

美容師の腕と経営者の腕は別物

腕の良い美容師が必ずしも経営者として成功するとは限りません。逆に、美容師としてはそこまででも、経営者として成功する人もいます。では何故、美容師としては一流なのに経営者として成功しないのでしょうか?

 

その理由がこちらです

  • 指名が多いから沢山お客様は来るはずだ
  • 美容師の技術には自信がある
  • 美容師としてキャリアも知識もある。他の美容師に負けるはずがない
  • 自分についてきてくれると言ってくれる後輩もいるし、求人は問題ない
  • やる気だけは誰にも負けない

このような人は要注意です。確かに美容師として成功するためには上記は必要な要素です。しかし、経営者として何をすれば良いか?どうしたら成功するか等、「経営者脳」がなければ成功することは難しいでしょう。

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美容室のこれからは?

美容業界は今後益々IT化が進むことが予測されます。今までのように、自分の技術や美容師としての腕だけを頼りに頑張っている人は淘汰され、SNSなどを上手く使いこなし、自ら情報を発信していくことができる美容師さん。美容室が生き残っていきます。

 

現に、大手の企業が経営している美容室は、ものすごい勢いで成長しています。ITの知識もあり資金力もある。このような美容室に個人で立ち向かかうことは不可能です。

 

つまりこれからの時代、大手と同じ戦略で戦っては勝つことは難しいという事です。求人や広告費に莫大なお金をかけることは個人店では不可能ですね。しかし、スタッフもお客様も両方確保できなければ、今は良くてもいずれお店は潰れてしまいます。

 

10年前は激安サロンと高級サロンの二極化が進むと言われていましたが、これからの時代、SNSやブログなどで情報を自ら発信できる美容室=生き残ることができる。SNSやブログはやらず、ホットペッパーなどのクーポンサイト頼みの集客に頼っている=淘汰される。と言う構図が出来上がります。

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美容師を続けていくうえで必要なことは何?

先程、生き残ることができる美容室は「情報を発信している」とお伝えしましたが、美容師個人でも同じことが言えます。集客を美容室任せにしているのではなく、自らのSNSやブログ、Youtubeなどから集客ができている美容師さんしか生き残ることは難しくなってきます。

 

ちなみに、40歳を過ぎた男性で美容師を続けることができているのは約5%と言われており、ほとんどの人がデータ上、続けるることができていないのです。そうならない為にも、これからの美容師はIT関係(SNS、Youtube、ブログ)は最低限やるべきです。

40歳を過ぎた美容師は何故5%しかいないのか?

とても不思議ですよね?あれだけ沢山いた男性美容師は一体どこにいってしまったのでしょうか?

 

ということで、何故男性美容師が40歳を過ぎると5%しかいなくなってしまうのか?お答えしていきたいと思います。

  • お金
  • 将来
  • 体力

この3つが全ての理由と言えます。では更に詳しく説明していきます。

お金

美容師を辞めてしまう上で一番大きな問題がお金です。アシスタント時代は、給料が少なくても夢や希望に向って頑張ることができますが、40代になって夢や希望では生活することはできません。

 

会社員の同級生と比べて給料は少ない。ボーナスもない。退職金もないなど、一般的な企業に比べお金の面では圧倒的に美容師は不利です。将来独立してお金持ちになるぞ。絶対店を成功させるんだ。などと、夢や希望があった頃は良いですが、40代で現実と向き合った途端、安定した生活が欲しくなり、美容師を退職する人が非常に多いのです。

将来

先程のお金と関連してきますが、美容師は安定できる職業ではありません。確かに手に職もあるし、将来仕事として無くなることは無いという面で考えれば良いのかもしれません。しかし、美容師は手に職があるからと言って、ずっと働ける仕事ではないのです。

 

現にあなたは40歳以上のおじさん美容師に担当してもらったことはありますか?若い女の子であれば、おそらく若い人に担当してほしいはずです。ちなみにおじさんだって、若い美容師さんの方がオシャレにしてくれそうだし、どうせ担当してもらえるならそっちのほうが嬉しいはずです。

 

このように手に職はあるけれど、どんどん美容師としての需要が無くなってしまいます。ちなみに床屋さんは免許が違うので、理容師として働くのも無理ですね   ※理容師免許を持っていれば大丈夫。

 

といった感じで、美容師は確かに手に職はあるけれど、永遠には働けないという事です。独立して自分の美容室を持っている場合、自分は経営にまわり、昔から担当しているお客様のみを施術させて頂けたらベストです。後はスタッフに任せることができれば、40歳でも50歳でも美容師として活躍することは十分可能です。

 

しかしこれが個人店となると難しいですよね。いつまでも自分が頑張り続けなければなりません。確かに独立してはいるけれど、生活は楽にならず、正直雇われの方が精神的にもかなり楽だと思います。

 

そしてこれが、美容師を辞めてしまう一番の理由かもしれません。将来結婚を考えた時に、生活が苦しい。子供を育てるだけのお金がない。といった悩みです。1人なら美容師を続けたいけれど、結婚して大好きな人や子供を幸せにしたいと考えた時に、安定しない美容師と言う職業を続けるのは難しいと判断し、辞める人が多いようです。

 

体力

美容師はかなりの体力仕事です。一日の仕事が終わるとグッタリしていることもありますよね。中には腰を悪くしてしまったりする人もいたりし、さすがに若い時と同じペースで働く事は難しいでしょう。ですが、美容師はお客様を担当しなければお金になりません。

 

仕事のペースを抑える事で、体力的には余裕が出るかも知れませんが、同時に給料も少なくなってしまいます。これでは意味がありませんよね。30代までは大丈夫だった体力が、40代で一気になくなり限界を感じて辞めてしまう人が多いようです。

まとめ

いかがでしたか?今回の記事では、美容師&美容室の現状と、今後どうなっていくのかなどをご紹介させて頂きました。

 

私は現在36歳ですが、やる気や根性だけで美容室を続けることはできません。今あなたが美容師として将来について考えているのであれば、夢や妄想ではなく、目標やなりたい自分から逆算して考えてみて下さい。

 

そうすることで、30代になって将来どうしよう….。40代になって「あれ?このまま美容師続けてて大丈夫か?」なんてことににはならないはずです。しっかりどうなりたいかの道筋を考え行動していくことがとても大切です。

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