2020年、美容学生に大きな問題が起きています。2020年春に就職が決まっていた美容室が潰れた。経営が悪化し、内定が取り消しになった。とりあえず一旦自宅待機で働けない。2021年の求人がどうなるかすらわからない。今の美容学生にはこのような将来の問題が山積みです。
そこでこの記事では、美容学生の就職はどうなってしまうのか?今後どうすればいいの?今のうちにやるべきことを紹介したいと思います。
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記事の内容こちら
2020年!美容学生の就職はどうなる?
結局、この先どうなるかは本当に分からないというのが答えです。決して無責任に言っている訳ではなく、3ヶ月後に潰れてしまう可能性も十分あります。半年後、1年後は本当にわかりません。だから何もせずにそのまま身を委ねるのではなく、今できることをしようというのが私の考えです。確かに暗くなってしまいがちですが、そんな時こそ前向きに頑張っていくしかありません。
美容学生の就職は本当に未定です。現在運良く就職先から内定取り消しにならなかったとしても、3ヶ月後はわかりません。もし今の状況が続けば、内定取り消しではなく、美容室が潰れてしまう可能性も十分に考えられます。
その為、どうなるかは本当に先が読めません。今の状況は、全国の新人美容師さん全員の悩みだと思います。運良く就職できた人も、最悪の状況を常に考えておくことが大切です。
もし内定取り消しになったとしても、決して諦めないでください。あなたの美容師人生はそこで終わりではありません。みんなが同じ状況です。
今の状況は、生きていて一度あるかないかだと思います。あなたが今経験した辛い思いは、将来必ず生きるはずです。一番弱い立場から、スタッフの気持ちを考えることのできるチャンスです。今の思いを決して忘れないようにしてください。
その経験はいずれ、自分が先輩になった時に役立ちます。絶対に後輩は守ってあげよう。スタッフを守り抜くことこそが経営者の仕事だ。このように、あなたの経験を活かすことがとても大切です。
内定取り消しになった美容師はどうすれば良いの?
既に内定が取り消しになってしまった人もいると思います。その美容室が潰れてしまった場合は致し方ないですが、もしその美容室がまだ存続していて、どうしてもその美容室に就職したい場合このように交渉してみてはいかがでしょうか?
- 練習だけ参加させてもらう
- 経営が改善されたら、もう一度採用してもらえるようにする
- 収入はバイトでなんとか繋ぐ
- 美容室から課題をもらい、練習しておく
このように、美容室に負担をかけずに、絶対にここで働きたいんです。という気持ちを表すことができれば、一度内定が取り消しになったとしても、また採用したいと思うはずです。
今回のケースは大変稀で、経営の状況によると思いますが、こんな状況の中でもここまで入りたいという気持ちを伝えてくれる頑張り屋の子であれば、また採用したいと思うのは当然のことです。
もしあなた以外に就職が決まっていた同期がいたとしても、内定取り消しになったらおそらくその人は辞めていきます。内定がなくなってしまったので、それが当然かもしれません。しかしそんな中、あなたが頑張ることができたとしたら?経営が回復することが前提ですが、また雇用したいと思いますよね?
もしそれでダメだったとしても、その努力は無駄になりません。また一から頑張れば良いのです。それくらいそのサロンに就職したいという気持ちがあるのであれば、是非真似してみて下さい。
2021年度!美容師の就活はどうなる?
2021年度の就職活動はどうなってしまうのか?現在の2年生は気になっている人も多いと思います。大体が夏に就職活動を開催すると思われますが、今の状況では求人は激減すると思います。
その為、今年の就職活動は思い通りの美容室に就職できる可能性が低いかもしれません。倍率の問題ではなく、求人の募集がないかもしれません。
毎年行われている、美容学生用の合同就職説明会も無くなると思われます。もしあなたが就職したい美容室があるとしたら、来年受けるという選択も視野に入れておいたほうが良いかもしれません。
その繋ぎとして、割り切ってどこかに就職するというのも一つの方法だと思います、美容室側には大変失礼になりますが、それくらい割り切るのも大事です。
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美容師の雇用&教育問題
美容室の雇用には問題があります。というより、美容学生からスタイリストになるまでの教育が問題です。その理由に、美容師になった時点でシャンプーからやり直し。つまり、美容室側は給料を払いながら一から教育しなければなりません。
全く戦力にならない新人スタッフに対し給料を払うというのは、今の時代リスクでしかありません。それが原因で、真っ先にクビを切られてしまうのは致し方ありません。
そもそも、美容学校の教育に問題があると私はずっと思っています。国家試験に未だフィンガーウェーブがありますが、美容師になって17年。卒業以来一度もやったことはありません。何故未だにやっているのかすらわかりません。
もし、美容室に入学と同時にカット以外の仕事が全てできるようになっていたとしたら?美容室側もクビにしなくて良いと思います。しかし、何もできない人を3年かけて育てる余裕は今の状況ではありません。
個人的な意見ですが、美容学校自体を3年教育にし、カット以外のことを全て習得させる。そして、あまりも意味がない授業が多いので、授業内容を見直す。これは必須なのではないかと思います。
- SNS運用(インスタ・Twitter・Facebook)
- Youtube運用方法
- 動画撮影
- カメラ
- 画像編集
- ブログ
これらの授業をこれからは取り入れるべきだと思います。勿論、これらは美容師とは直接関係ないかもしれませんが、これからの時代必須であることは間違いありません。
プロ並みの技術を身につけるのではなく、全体的にある程度使えるくらいのレベルにしておけば、将来的にかなり役立つはずです。
基本的に、美容室に丸投げの今の美容学校の教育は今すぐにでも見直すべきだと思います。
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今美容学生がやるべきことは何?
美容学生が今やることは、上記の美容学校で取り入れたい授業の全てです。これらのスキルは、将来的に100%役立ちます。
- 将来の悩みが消える
- 将来の選択肢が増える
- 給料の悩みがなくなる
などのメリットがあります。このようなスキルを身につけることで、今のような状況になり、内定取り消しになったとしてもさほどダメージは大きくありません。このような状況だからこそ、今のうちに勉強しておくことをオススメします。
まとめ
美容学生の就職に関して紹介させて頂きました。2020年新卒の美容師さんは本当に大変だと思います。しかし。これをチャンスと捉え、新たなことに挑戦する期間にしてみてはいかがでしょうか?
常に前向きに考えて行動すること。現状に不満を持つのではなく、今はスキルと身につけて希少価値を上げていくことに注力してみてください。
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