美容室が大量倒産!潰れない為の経営とPDCAサイクルの間違いとは?

美容室が近年大量に閉店していると話題になっています。美容室の数が増え、人口が減少。更に美容師の数も減り、今後更に厳しくなっていくことが予測されます。

 

そこでこの記事では、大半の美容室が倒産の危機ということで、潰れない美容室の作り方。潰れない美容室の経営戦略。PDCAサイクルの大きな間違いについて紹介していきたいと思います。

スポンサーリンク




2020年、美容室の大半が倒産の危機に直面

2019年も多くの美容室が倒産しました。そして2020年も、今まで以上に厳しくなることが予測されます。当然、2021年、2022年と、どんどん厳しくなる可能性も十分考えることができます。

 

過去の流れから見ても、おそらく今後状況が劇的に良くなることは期待できないでしょう。その為、自ら何とかしてでもサロンを守る必要があります。

 

倒産・閉店なんてことにならない為にも、しっかりと戦略を立てて下さい。間違っても勘や妄想で考えてはいけません。勝つための戦略が絶対的に必要です。

 

ということで、失敗しない(成功する)ための経営戦略を紹介したいと思います。

スポンサーリンク




【美容室】失敗しない為の経営戦略

美容室の倒産が多い理由に

  • 美容室が多すぎる
  • 人口の減少・高齢化
  • 美容師の減少

が挙げられていますが、実はもう一つあります。それが

美容師の素人経営

です。

■自分はお客様を沢山付ける力があるから大丈夫だろう。

■自分は今までスタッフに慕われていたから大丈夫だろう。

■自分は技術も接客も自信があるから大丈夫だろう。

このように、どれも大丈夫だろうといった妄想でしか経営を見ていません。しかし、これでは良い結果が出ないのは当然です。美容師として独立し、お店を持つという事は、美容師から経営者になるという事です。

 

つまり、いつまで経っても美容師のままでは、必ず美容室は潰れてしまうのです。いくら美容師としての腕があろうと、経営は別物です。

 

極端な話、美容師としての腕はそこそこでも、経営力があれば潰れません。もしあなたが今後も美容室を潰さずに頑張りたいとの事であれば、絶対に美容室の経営の勉強はしておきましょう。

 

こんなことを偉そうに語っている私ですが、自身も美容室の経営の本は沢山読みました。とても参考になりますので、何冊か購入して読んでみる事をオススメします。

 

そして、経営の勉強にはもう一つ大事なことがあります。それは、実際に美容室を経営している美容師さんに直接生の声を聞いてみる事です。どんなことをしておけばよいのか?何に困ったのか?実体験の生の声はやはりとても参考になります。

 

潰さないようにする為にも、今のうちにできることはすべてやっておきましょう。

スポンサーリンク




【美容室】PDCAサイクルの大きな間違いとは?

PDCAサイクル」をご存知ですか?おそらく大半の方は知っていると思いますが、説明すると、これがPDCAサイクルです。

PDCAサイクルとは
■ PLAN 計画
■ DO 行動
■ CHECK 評価
■ ACTION 改善

事業をする際は、まず計画を立て、行動。そして評価(検証)をして改善していくというものです。

 

しかし、私はこのPDCAには大きな疑問を感じています。何店舗も経営しているような凄腕の経営者であれば良いのですが、果たして素人経営者がいきなり計画を立てても良いものなのかと。

 

私の見解では、おそらく素人経営者が立てた計画はの大半は「こうなったら嬉しいな」というレベルの計画になるはずです。いわゆる妄想に近い状態ですね。

 

そうなると、計画を立てて行動したものの、当然ながら成果は出ません。そしてそれに対して評価して改善したとしても、時すでに遅しで美容室は潰れてしまう可能性があるのです。そうならない為にも。私はまず評価(検証)からするべきだと思っています。

 

どういう事かと言うと、独立する際はまずどういう美容室が流行っているのか?出したい地域にはどんな美容室があるのか?評判の良い美容室は何をしているのか?逆に評判の悪い美容室は何が原因なのか?何故この美容室はスタッフが増えているのか?等々、細かい事を徹底的に調べ、リサーチします。

 

そして、評価(検証)をした結果、良い部分を抜き取り、絶対に成功する美容室とはこういうものだ。というのを抜き出します。そして、そこから計画が始まります。

 

つまり、PDCA→計画→実行→評価→改善ではなく

CAPD→評価→改善→計画→実行にしなくてはいけません。

少し例え話しますが、タピオカが今流行っていますよね。もしPDCAサイクルで言うと、計画から立てることになります。つまり、タピオカを生み出す人。もしくは、タピオカが流行っているから、次は何が流行るかを作る計画を立てるわけです。

 

そして、タピオカの次に流行るのはコレだと言って計画をし、行動を起こして「スイーツたこ焼き」を作ったとします(仮の話です)。しかしなかなか売れない。そこで、評価をします。「何故売れないんだう」「話題にするにはどうしたら良いんだろう」。悩んで悩んで出した答えで改善し、また計画を立てます。

 

しかし、CAPDだったらこうです。まずなんでタピオカが流行っているのか?どんなタピオカが流行っているのか?人気のあるタピオカ店は何が良いのかを徹底的に評価(検証)します。そして出た答えに対して改善を加えます。

 

今人気のタピオカはやっぱり味はもちろんだけど、入れ物が凄く可愛いよね。だったら、もっと女子高生・大学生にウケるように、デザイン会議に呼ぼう。そして、入れ物も何種類も用意して、何度も写真に撮りたくなるようにしよう。

 

と言った感じで評価をしたうえで改善していきます。そして、それを元に計画をしっかり立てて行動していく。いかがでしょか?どちらが効果的で結果が出るかは一目瞭然ですよね。

 

経営するという事は、絶対に失敗は許されないという事です。もし美容室を出店したにもかかわらず、すぐ潰れてしまうようなことがあれば借金まみれになってしまいます。

 

ただでさえ、美容室は1年で60%が潰れ、3年で90%が潰れると言われています。この厳しい現状を理解し、それでも独立したいと思うのであれば、絶対に潰れない方法を知り、行動していくことが大切です。

 

美容室が倒産しない為の戦略まとめ

いかがでしたか?

 

美容室が潰れない為にも、どのように経営する必要があるのか?少しはヒントになったでしょうか?美容師としてではなく、しっかりと経営者になる事。そして、できれば独立する1年くらい前からCAPDをしてみて下さい。それがしっかりとできれば、あなたは独立しても成功するでしょう。

スポンサーリンク




スポンサーリンク



Twitterでフォローしよう

おすすめの記事